2023/07/30

Chen, L. (2022) How do international faculty at Japanese universities view their integration?, Higher Education, 84, 845–862

  • 外国人教員の統合
    • 同化主義(assimilationism):移民が受け入れ国に適応すること←一方的な適応を強調、双方向の相互交流を強調する一般的な議論と矛盾
    • 多文化主義(multiculturism):移民の存在を重視することが望ましい←文化的・民族的な側面を強調しすぎ、移民自身の順化と同化の構築過程が不明
    • 構造主義(structuralism):雇用や住居といった社会構造の客観的側面を強調←外国人教員の形骸化を説明できない
  • Theories of Action(Argyris and Schön 1978)
    • 信奉理論(espoused theory):実 践に耐えうると行為者が信じ,実践の場で実行している理論:個人の規範や前提によって構成される
    • 使用理論(theory-in-use):人が実践において心から信じ,実際に使う理論

  • 日本では「格差」(国際的な内容や視点を統合することによる多様性と、新自由主義的な枠にはめられた学問市場による卓越性)が実践の中で別々に扱われる
    • 主に教育活動に携わる教員(ネイティブ教員):より多様性に貢献することが期待される
    • 研究教員:卓越性と日本の大学の世界的地位を促進する主体であることが期待される
    • ⇔中国や韓国はより単純、日本は複雑、統合の実践が多様になる傾向