2011/09/26

Lee Harvey, A critical analysis of quality culture


  • 外部評価の発展にも関わらず,内部質保証プロセスは頑健・効果的でない(特にドイツ)。
  • 内部質保証プロセスと質文化(EUAが提唱する概念で)は同じではない。前者は官僚的・手続的な装置,つまりルールがあり柔軟性に欠けるもの。
  • 一方,文化は,文明化,大衆化・芸術文化,サブカルを含む多様化という過程で発展するもの。歴史的には,エリート主義,創造性,卓越性,抽象性,イデオロギーとの相互関係,経済との関係,超越性,抵抗運動など多様な文脈で語られてきた言葉。
  • 質文化を語るときは,こうした複雑性が意図的に無視される。
  • 質保証は外的な規制の下で行われるが,改善は規制の結果起こるのではなく,批判的な関与を通じて起こるもの。説明責任と改善は質の裏表などという関係ではない。
  • 質文化は外部から与えることはできず,先入観に批判的である必要がある。よって,先験的に質文化をみることには慎重であるべきで,日常業務と統合的に見るべき。
  • ましてや,質文化はシステムではなく,チェックリストでもなく,ある種のイデオロギーである。そして,文脈依存であり,構成員ものもでないと質文化とはいえない。
  • 質文化は,変容学習である,あるいは変態(固体・液体・気体の変化)のようなものである。水の状態変化は温度で測定できる。
  • 同様に,教育は消費者へのサービスではなく,参加者への継続的な変態過程である。よって,変容教育は参加者に知識と技能の付与に加え,エンパワーメントを行うもの。
結局のところ,バスワードをバズワードで説明する駄文なのか?バズワードとしか理解できない自分の教養不足なのか?