2011/09/27

西田豊昭(1997)「企業における組織市民行動に関する研究」『経営行動科学』11巻2号,101-122


  • 組織市民行動(Organizatinal Citizonship Behavior)とは,任意の行動であり,公式の報酬システムによって直接もしくは明確に承認されているものではなく,集合的に組織の効率を促進するものである。
  • 多くの研究では,組織市民行動は利他主義(alturuism)と一般的追従(general compliance)という2つの因子で説明され,これが職場満足度と相関があるとされてきた。
  • 日本での調査では,任意の行動であり表面的には自主的に行われている行動も,行動の基礎となる動機の大部分は自分自身の利益と深く結びついていることが示される。
  • これは,OCBが計画的でコントロールされる特徴をもち,美徳の強調ではなく道具的性質によるところが大きいことを示唆する。