改革にはトップのリーダーシップが不可欠だ。なぜなら組織に献身したい部下にとっては、トップのリーダーシップがモチベーションになるからだ。ビジョンに向けた役割を与えられると、組織に献身できる部下は、発奮する。トップはビジョンを語り、部下の性格を把握し、役割を与えるだけでよいのだ。しかし、このシンプルなことができないトップが多い。特に大学では。
大学で改革が進まないのは、実質的な改革は部局単位でなければ進められないからであり、その部局のトップに上の資質が欠けているためだ。大学は比較的献身できる部下が多い組織にもかかわらず、改革ができない理由は、ひとえに部局長の資質ゆえだ。ここに部局長の資質開発の必要性が生じる。または、部局長はシンボルに徹して補佐する専門職を置くかだ。