Kligyte, G. (2021) "The logics of collegial practices: Australian and New Zealand/Aotearoa perspectives," Higher Education, 81(4), 843-864
- これまで同僚制は無条件に良いものとして扱ってきた
- →大学教員は多様化している=同僚制自体が重層化している
- Logics framework:方法論として採用→11類型のロジックを特定
- 同僚制が議論される4つの場面:ガバナンス構造、文化、行動規範、知的相性
- ディスコース理論を用いて分析:ディスコースを存在論的なカテゴリーとして扱う=同僚制は日々の学術的な活動から浮かび上がるもの
- 6大学15人の教職員インタビュー:機関をばらけることで日常活動を固有化せず一般化できる
- インタビューはGlynos&Howarthの枠組みで整理:社会的活動は4つの軸で整理できる=政治的、倫理的、社会的、イデオロギー的
- 分析手法:Glynos&Howarthのロジックフレームワーク=実践を機能してさせるルールや文法
- GTA的なまとめ方で11のロジックを生成:
- Assimilation:新人が参入する際のような、非公式で自己組織方の特徴
- Legitimacy:ボードやセネトで行われるコンセンサス指向型の意思決定
- Fair Go:仕事を公平に分担する意思決定
- Subversion:表面的に全学方針に沿いながら、実態で自分たちの利益を優先する
- Diversity:意思決定の際に多様な意見を出して最適な選択肢をとる
- Innovation:新人を全学の公式活動に巻き込む際に、明確な目標や成果を気にするよりも、将来の卓越性や成果に向けた関係性構築を重視すること
- Disruption:公式組織の枠を超えて新しい取り組みをつくること
- Reconfiguration:組織目標実現に取り組む過程で、質や卓越性への貢献として現れる
- Redistribution:小規模・短期の取り組みをスケールアップする際に、異なる視点を取り入れるために不満等をあげること
- Emancipation:マイノリティや弱者などの地位向上の取り組みを通して実践される
- Transformation:共通目的のためのプロジェクトや協働を通して新たな知の生成や関係性をつくること
- これら11ロジックは、伝統、質、新規性、社会公正の4カテゴリーに分類できる