2018/03/01

「学生の成長」『IDE 現代の高等教育』No.598,2018.2-3

溝上「大学生の学びと成長」

  • カレッジインパクト研究での成長と変化
    • 成長:教育的、発達的、道徳的に理想的な目標に向かった、永続的なレベルで行動に影響を及ぼす変化(目標指向的変化)。
    • 変化:方向性のない時間の経過に伴う量的・質的変化。
山田「米国の研究を踏まえて学生の成長とは何か?」

  • カレッジインパクト研究での学生の成果
    • 2分類:認知面と情緒面
    • 態度面と行動面に現れる
    • 学生の成長は学生自身の関与の量と質に比例する。
  • → クーの関与理論へ(教育政策、教育実践、教員→学生への関与→成果)=エンゲージメント
  • 初年次教育は、2年次への連動には、人間関係型の効果が高く、学習技術型は効果が低い(?)。
濱名「個人パネルデータを活用した学生の成長の可視化」

  • アセスメントポリシー:DP・CPがどのように達成され、成果が上がっているか。これについて、どのような評価をどのような方針で行うか。
  • アセスメントポリシーを定めている私立大学:76校(13.8%)
  • 学生に学習成果のフィードバックを行っている:226校(41.1%)
姉川「早稲田大学におけるエンロールメント・マネジメントの展開」

  • EM:入学と定義する狭義と在学生と定義する広義がある(金 2009)。
    • 後者をとると、入学から卒業・卒業後を含めた学生の成長・動向を把握・管理すること。
田中「米国のエンロールメント・マネジメント」

  • EM:学生が大学に入学し、在学し、卒業するまでの流れを調査し、管理しようとするIR活動と企画機能(クロック・ハンソン 2012)。
    • これは理想型。現実は、組織の利益の観点から学生の成長を管理すること。