2017/06/14

串本剛(2017)「学士課程教育における成績評価の革新」『東北大学高度教養教育・学生支援機構紀要』3,9-12


  • 成績評価:評価の根拠となる情報(=学習成果)の把握と,その情報に基づいて行 われる価値判断(=成績)の2段階。
    • 情報把握の論点:目的,方法,時期,対象,主体
    • 価値判断の論点:方法,対象
    • 形成的評価は情報把握。
  • 根拠情報:学習の活動と成果
    • 活動:出席状況など
    • 成果:知識,技能,態度(領域)
      • 技能・態度の採点に使うルーブリックが革新
  • ルーブリック
    • 学生が採点の根拠と改善のための情報を得ることができる
    • 教員の採点の効率と一貫性を高められる
    • 課題時に見せることで学習の指針を与えられる
  • 価値判断の基準:絶対と相対
    • 厳格な成績評価=相対評価:教員が評価基準について考える必要がなくなってしまう。
    • 絶対評価の基準:到達目標,学習成果 → 実際は素点が80点ならA評価
      • ただし,これは問題。単位認定を前提にするとCの成績にあわせて授業目標を設定する必要がある。
      • 目標水準は,45時間/1単位の学習で達成できる水準で決める。