佐藤那央(2017)「相互主観的な視座からみたセンスメイキング」『組織学会大会論文集』
- Weickの組織化論:自然淘汰に準えた動的なプロセス(=組織化)
- 組織化プロセス:ESRモデル
- Enactment:何らかの「変化」に気づいた成員が、それを囲い込み、環境を創造する。
- Selection:それによって切り取られた事象の多義性を削減していくことで意味が形成される。
- Retention:それが多義的な事象の説明の一つとして保持されていく。
- → 組織化=意識的な相互連結行動(interlocked behavior)を使って多義性(equivocality)を削減する際に用いられる総意として妥当性を確認した文法
- センスメイキングを実践する主体がどのような存在であるか、組織化に関する行為が彼らにとってどのような意味を持つかは議論されていない。
- 主体と環境が切り離され、外部から規定されたモデル。
- センスメイキングを通じた組織化は主体が単純に多義性を認識し、その縮減を試みる活動ではなく、組織成員間の相互主観的な事象として扱わなければならない。
- 主体が多義性を削減するセンスメイキングという行為そのものに意味がある。