- 論理的とは,それより以前の内容と関係があるように話すこと。そのためには,接続詞を上手く使うこと。
- わかりやすく議論したければ,場の空気を読まず,前提となることをあえて明確にすることが大事。
- 論理的思考というが,思考自体に論理はなく,思考は自由なもの。それを他者と共有する際に論理が必要になる。思考間のつながりを明確に示すことが論理的である際に重要なこと。
- 主張は根拠からの飛躍なしには得られない。論証では飛躍は不可欠であり,大きな飛躍をしないことが重要。ある根拠からそこに含まれていない結論を引き出すことが帰納的論証。
- 人間は意味のないデータから意味を読み取る(ロンドン爆弾地図)。根拠の意味は論拠に依存し,論拠は根拠から独立している。
- 質問は前置きせず,簡潔にする。応答は,まず相手の発言の中心に触れ,次にその発言について返答する。あなたの質問を聞いていますというメッセージになる。
2011/11/06
福澤一吉(2010)『論理的に説明する技術』ソフトバンククリエイティブ
2011/11/04
シリーズ「大学評価を考える」第4巻編集委員会 (2011)『PDCAサイクル3つの誤読』大学評価学会
- アメリカのアクレディテーションは,南北戦争後の人口急増に伴う高等教育機関の粗製濫造状況において,大学と呼べる教育水準の期間はどこかという問題がクローズアップされた19世紀後半に始められた。当初は,高大接続の問題を改善し,学期や入学基準などの共通化を図るための地域的な努力として中等教育機関を対象とするものであったが,1904年にアメリカからの留学生の急増とその質の格差に苦慮したベルリン大学が,AAU加盟大学の学士号を留学条件にしたことから,必要性が高まった。
- ただし20世紀初期のアクレディテーションは,定性評価ではなく定量評価中心だった。それでは大学の多様性に対応できないことに気付いて,使命や目的に基づく質の評価へ転換していく(NCAが1936年に新基準を出したことが転換点)。これは到達目標の評価ではなく,インプットとプロセスの評価に重点を置くこと。
- 少なくともアメリカでは,品質規格評価と大学評価を誤読することはなかった。学校教育で一斉授業における効率性と生産性を追求するPDSが普及することはあっても。
- MBOは動機づけの手法。支配によるマネジメントをやめ,自己管理によるマネジメントを行うためだけに存在する。考課や処遇に連動させるために使うものではない。それは,低い目標で適当に流す行動をもたらす。現在のPDCAは方針管理でありノルマ管理であり,目標管理を誤用している。
- 全体の目標とは,社長,工場長,事務主任など全ての目標が全体の目標であり,社長の目標が全体の目標ではない。つまり,上位目標を順次下位部門の目標に落とし込むことではない。これを誤ると目標管理の意味は完全に失われる。目標は部門ごとに立てられるもの。
- これらを克服するために,目標がどこまで到達したかという成果志向の関係から,互いに議論を重ねて了解していく過程の中で,教育・研究が行われるようにしなければならない。
- ちなみに3つの誤読とは,教育課程とものづくり過程の質の違い,PDCAサイクルの本質理解(プロセスの重視,多数のシステム開発,数値管理否定),目標管理の概念の3つの誤読を指す。
2011/11/03
齋藤孝(2010)『誰も教えてくれない人を動かす文章術』講談社現代新書
- 文章を書くには,発見・気づく力,文脈をつなげる力の2つが必要。
- なぜこれとこれがつながるの?という認識のおもしろさを伝えることが文章の醍醐味。
- 読書感想文を書くポイントは,肩入れしたいと思う人物をあげること。
2011/11/02
2011/11/01
後藤裕美(2011)『キャリア官僚になったアタシ。。。でも、挫折しました(>_<)』雷鳥社
公務員試験のプロセスを知らない人には読む価値があるが,一般的には職業観のない大卒者の典型的な失敗事例。
国一であるから薄まるものの,基本は恥ずかしい失敗談。それを公にした勇気はすごいが。
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